営業活動を効率化するサービスを提供するOnion。同社のサービスの内容と評判、資金調達状況を詳しく解説していきます。
Onionの概要

Onionは、2016年4月に設立された人工知能(AI)技術を活用した営業支援サービス「APOLLO SALES」を展開するSaaS企業です。営業活動を効率化するクラウドサービスを展開する企業として注目を集めています。現在非上場企業ですが、これからの成長が楽しみな企業です。
Onionとは、どのようなサービスか?
同社の主力サービスは、「APOLLO SALES」です。加えて、営業支援に関する情報を発信するメディア「SALESTECH STUDIO」を展開しています。今回は「APOLLO SALES」に特化して以下にて解説していきます。
APOLLO SALESとは?

APOLLO SALESとは、自社のサービスに関心がある見込み顧客を抽出し、自動でアプローチを行い、アポイントを獲得するサービスです。見込み顧客の選定からアポイント確定までをフォローするサービスとして注目を集めています。
APOLLO SALESの魅力・評判とは?
続いて、APOLLO SALESの魅力と評判について以下にて解説していきます。
簡単に営業リストを作成できること

APOLLO SALESでは、アタックしたい企業の条件を指定すると、インターネット上にある企業情報からリストを自動で作成することができます。自動で企業リストの収集・作成を行うことができるため、情報収集業務を効率化することができ、営業活動に集中することが可能です。
営業リストに対して自動でアプローチできること

APOLLO SALESでは、作成した営業リストに対し、自動でメール送付またはお問い合わせフォームからのアプローチをとることが可能です。そのため、より効率的にアポイントを取得でき、かつアプローチ結果をスコア化することで、より効率的なアプローチ先を抽出することができます。
わかりやすいインターフェイスであること

APOLLO SALESでは、直感的に使用できるようにインターフェイスが設計されており、シンプルに使うことが可能です。そのため、使用方法が分からなくて、結局活用ができない等の心配をする必要がありません。
Onionの代表者は?
代表取締役社長は、『川村 亮介』氏です。
慶應義塾大学経済学部卒業後、アトランティス(現Glossom)に入社し、社長室長としてアドネットワーク事業の立ち上げに従事します。その後、2011年アプリ事業のビットセラー(現Supership)を創業し、代表取締役社長に就任します。同社をKDDIへ同社売却後、2016年Onionを創業し現職に至ります。
Onionの資金調達状況は?
同社の資金調達については、情報の開示がされていないため、割愛します。
Onionの今後の動向は?
同社の主力サービスである「APOLLO SALES」の本格リリースとサービスのさらなる拡大を目指していくものと想定されます。2018年末時点で既に200社がサービスの試験導入をしており、今後もさらなる拡大が期待できるサービスであると思います。
アポロセールスは現在約200社に試験導入されており、19年ごろに本格リリースを目指す。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1812/17/news040.html
まとめ
営業活動を効率化するサービスを提供するOnion。同社のサービスについて詳しく解説をしていきました。営業活動におけるアポイントメントの獲得は最も費用対効果のよくない業務であるため、同社の営業支援サービスは今後も拡大が予測されます。クラウド型サービスと非常に親和性が高い領域であると思うため、同社のこれからのサービス展開が楽しみですね。