エルピクセルとは?

エルピクセルとは?

AI エルピクセルとは?
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ライフサイエンスと画像解析技術を組み合わせたサービスを提供するエルピクセル。そのサービスの魅力と内容、資金調達状況について、わかりやすく解説します。

エルピクセルの概要

エルピクセルの概要

エルピクセルは、2014年3月に設立されたライフサイエンスと画像解析技術に強みを持つSaaS型企業です。大学発のベンチャー企業として注目もされています。現在非上場企業ですが、順調に資金調達も実施しており、今後の成長が楽しみなHealthTech企業です。

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エルピクセルとは、どのようなサービスか?

主に3つのサービス『EIRL(エイル)』『IMACEL』『LP-Series(エルピーシリーズ)』を中心に展開をしています。以下にてそのサービスの詳細について解説します。

EIRL(エイル)

EIRL(エイル)

EIRL(エイル)とは、画像をはじめとする医療診断に必要なあらゆる情報を解析すること、より速く、効率的で正確な診断を行う、次世代医療診断支援技術を提供する画像診断サービスです。
このサービスの特徴は以下です。

より効率的にかつ正確に診断を行うことができること

EIRL(エイル)を用いることにより、画像解析などもテクノロジーの力で、効率的にかつ背一家うな医療診断に必要な情報を提供することが可能です。そのため、多忙な医師の判断負荷をより減らすことができ、治療に集中することができます。

研究開発内容が多岐に渡っていること

研究内容

EIRL(エイル)では、脳動脈瘤からガンまで様々な病気の研究開発を行なっています。現在、あくまで研究開発の状態ですが、実際に医療現場に導入されるようになったら、様々な分野での応用が効き、ビジネスとしてさらに拡大することが可能かと思います。

IMACEL

IMACEL

IMACELは、画像解析に関する高度な知識がなくとも、膨大な画像の解析処理を瞬時に行うことができる、人工知能(AI)を活用したクラウド型画像解析プラットフォームです。その詳細について以下にて見ていきます。

より研究を効率化できること

より研究を効率化できること

IMACELを用いることで、人工知能によりサポートが受けられ、自動分類や論分作成支援などを一緒に行ってくれることで、日々の研究業務負荷を減らすことが可能です。
それにより生まれた時間で、別の研究に時間を費やすことも可能になります。

教育を受けることができること

IMACELを活用することで、適切な画像解析手法が表示され、解析を行いながら学ぶことが可能です。また、専門家への相談もすることが可能であるため、画像解析について教育を受けることができます。

LP-Series(エルピーシリーズ)

LP-Series(エルピーシリーズ)

LP-Series(エルピーシリーズ)とは、画像解析にかかる負荷を低減することで、研究のスピードを大幅に加速させることができる、様々な用途にあわせたソフトウェアです。
画像解析において、多種多様なシーンに活用することができるサービスであるため、目的に応じて様々な場面で活用することが可能です。

LP-Series(エルピーシリーズ)の種類

エルピクセルの代表者は?

代表取締役は、『島原 佑基』氏です。

東京大学大学院で、博士(生命科学)を修了します。その後、グリー株式会社に入社し、事業戦略本部、のちに人事戦略部門に従事します。2014年3月に研究室のメンバー3名でエルピクセル株式会社創業し、現在に至ります。”Forbes 30 Under 30 Asia(2017)”Healthcare & Science部門のTopにも選ばれています。

エルピクセルの資金調達状況は?

設立されてから、順調に資金調達を行なっており、現在までに約37億円の調達を完了し、シリーズBラウンドに位置すると推定されます。

2016年10月、ライフサイエンス領域の人工知能・画像解析ソリューションを提供するエルピクセル株式会社は、株式会社ジャフコが運営管理する投資事業組合、Mistletoe株式会社、東レエンジニアリング株式会社、個人投資家を引受先とした第三者割当増資により、総額7億円の資金調達を実施しました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000010005.html

2018年10月、医療や製薬、農業といったライフサイエンス領域の画像解析ソリューションを開発する東大発ベンチャーのエルピクセル。同社は10月29日、オリンパス、CYBERDYNE、富士フイルムなどを引受とする第三者割当増資により、総額で約30億円を調達したことを明らかにした。

https://jp.techcrunch.com/2018/10/29/lpixel-fundraising-3000m-yen/

エルピクセルの横領事件について

2020年6月10日、エルピクセル元取締役の志村宏明容疑者が横領の疑いで逮捕されました。志村容疑者は、2018年4月~2019年1月の間、会社の口座から複数回にわたり、自身の口座に計約29億4千万円を送金・横領した疑いが持たれています。
エルピクセル社の売上は不明ですが、現在までに、37億円の資金調達を行ったうち約30億円が横領されたとなると同社に与える影響は少なくないと言えるでしょう。
同社は同日、経営執行体制の強化に向け代表取締役を2名体制とし、創業者で従来からの代表取締役である島原佑基氏に加え、TomyK の鎌田富久氏が代表取締役就任を発表しています。加えて、新任で常勤監査役を置いたことも公表しました。

フジテレビや共同通信の報道によれば、会社の口座からおよそ29億円を着服した疑いで、エルピクセル元取締役の志村宏明容疑者が逮捕された。逮捕容疑は2018年4月~2019年1月、会社の口座から複数回にわたり、自身の口座に計約29億4千万円を送金・横領した疑い。志村容疑者は当時、経理担当者として会社の資金を1人で管理しており、着服した金の大半を FX 取引に充てていたとされる。
なお、この事態を受けてエルピクセルはこれまでの対応を声明で明らかにしている。経営執行体制の強化に向け代表取締役を2名体制とし、創業者で従来からの代表取締役である島原佑基氏に加え、エルピクセル起業時のメンターだった TomyK の鎌田富久氏が代表取締役に就任。新任で常勤監査役を置いた。

https://thebridge.jp/2020/06/lpixel-former-exec-arrested-for-embezzlement

エルピクセルの今後の動向は?

今回の志村容疑者の着服事件により、コーポレートガバナンスの強化と、資金繰りの改善に注力していくものと想定されます。

第三者割当とコンバーチブルノートにより、CYBERDYNE、ジャフコ、TomyK から約10億円調達したことも明らかになった。今後の事業継続に向けた資金不足を補うものとみられる。

https://thebridge.jp/2020/06/lpixel-former-exec-arrested-for-embezzlement

まとめ

ライフサイエンスと画像解析技術を組み合わせたサービスを提供するエルピクセルについて解説してきました。志村容疑者の横領事件で大きな影響を受けた同社ですが、ライフサイエンスと画像解析技術は今後さらに注目を集めていく分野であると思うので、事業自体は拡大が期待できます。今回の一件を乗り越えて、さらなる成長をしていくことを期待したいですね。

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