無駄な時間を削減することで、新たな価値を創造するサービスを提供するbeartail(ベアテイル)。そのサービスの内容と評判、資金調達状況について詳しく解説します。
beartail(ベアテイル)の概要

beartail(ベアテイル)とは、無駄な時間を減らすことで、生まれた時間をより意義のあるものにするためのサービスを提供するSaaS型企業です。数多くのSaaS型企業はありますが、時間を節約することに注力したサービスを展開する企業は珍しく、現在非上場企業ですが、今後の成長が楽しみなFinTech企業です。採用・求人についても積極的に取り組んでおり、インターン採用含め、積極的に取り組んでいます。関心ある方はこちらからご確認ください。
beartail(ベアテイル)とは、どのようなサービスか?
beartail(ベアテイル)の主なサービスは、『Dr.経費精算』『Dr.Wallet』『Dr.確定申告』『Dr.Travel』の4つのサービスに分類されます。それぞれのサービスについて以下にて詳しく解説していきます。
Dr.経費精算
まず、Dr.経費精算のサービスについて、以下にて解説していきます。
Dr.経費精算とは?

Dr.経費精算とは、手続きの煩雑な経費精算をより気軽にかつ効率的に行うことができるサービスです。利用者側にとってもちろんメリットのあるサービスですが、管理者側にとっても不正利用をしている場合の判断がより簡易になるというメリットを持ったサービスです。
Dr.経費精算の魅力とは?
では、Dr.経費精算の魅力について、解説していきます。
カスタマイズ性が高いこと

Dr.経費精算は、利用する会社それぞれの規定や運用フローに合わせたカスタマイズをすることが可能です。そのため、自社独自のルールを持つ企業もより簡単に導入をすることができます。
他サービスとの連携が優れていること

Dr.経費精算は、あらゆる会計システムとの連携を行うことができるため、複数のサービスを用いて経費管理をしていても、より簡単に作業を一元化することが可能です。
申請時のミスを自動で減らせること

Dr.経費精算では、経費申請時のミスや規定違反を自動で防止することが可能です。そのため、人力でミスがないか・不正利用がないか確認する作業を省略し、よりスムーズな管理をすることができます。
Dr.Wallet
続いて、Dr.Walletのサービスについて、以下にて解説していきます。
Dr.Walletとは?

Dr.Walletとは、レシートを撮影するだけで家計簿としてデータを登録することができるサービスです。手間暇かかるレシートの管理を一元化して効率的にすることができるサービスとして注目を集めています。
Dr.Walletの魅力とは?
では、Dr.Walletの魅力について、解説していきます。
簡単にデータ入力できること

Dr.Walletは、日本でもっとも正確に簡単にデータ化をすることが可能です。レシートのデータ化の精度が99.98%に及んでおり、非常に正確にデータ化をすることができます。
自動でカテゴリー分類をしてくれること

Dr.Walletでは、自動的にどのカテゴリーのデータかを判断し、分類することが可能です。そのため、レシートを撮るだけで、家計簿を作成することができます。
安心したセキュリティがあること

Dr.Walletでは、安心安全のセキュリティを確保しており、より安心して使用することが可能です。
Dr.確定申告
次に、Dr.確定申告のサービスについて、以下にて解説していきます。

Dr.確定申告とは、確定申告をする際の手続きをより簡便化し、申告者の負担を減らしたサービスです。
申告者は、必要書類をアップロードするだけで、あとは領収書等のデータ化はオペレーターが代行してくれ、かつ申告は税理士が実施をしてくれます。そのため、より簡単な手続きで確定申告を行うことができます。

Dr.Travel
最後に、Dr.Travelのサービスについて、以下にて解説していきます。

Dr.Travelとは、出張の手配から実際にかかった経費の支払いまで全て行うことができる総合出張管理システムです。
出張における工程管理を一元化することで、より無駄の無くした良質な工程を組むことが可能です。また、各社の出張規定による制限をかけることができるため、より無駄のなく、かつ不正利用を防いだ工程を組むことができます。
beartail(ベアテイル)の代表者は?
代表取締役兼CEOは、『黒崎 賢一』氏です。
高校在学中から、IT系の記事を執筆するなど、学生時代からテクニカルライターとして活躍します。その後、筑波大学情報メディア創成学類に入学し、2012年6月大学3年生の時、BearTailを創業し、現在に至ります。
beartail(ベアテイル)の資金調達状況は?
創業から現在までに具体的な資金調達状況について、開示がされていませんが、HP上の記載を参考にすると、現在までに約8億円の調達を完了しており、シリーズCラウンドに位置すると推定されます。
2013年12月、株式会社BearTailは、ニッセイ・キャピタル株式会社、インキュベイトファンド、SMBCベンチャーキャピタル株式会社に対して、総額100百万円の第三者割当増資を実施いたしました。
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beartail(ベアテイル)の今後の動向は?
今後、無駄な時間を削減するための新しいサービスをさらに展開していくものと想定されます。同社のサービスの利用者数は、150万人を超えており、顧客数としては一定規模以上を獲得しているものと思われます。その利用者に対し、さらなる価値を提供できるサービスを提供することで、さらなる事業拡大を進めることが可能かと思います。
まとめ
無駄な時間を削減することで、新たな価値を創造するサービスを提供するbeartail(ベアテイル)。そのサービスの評判について詳しく解説してきました。ITサービスを導入する主目的の一つに無駄な時間の削減というものがあると思うので、同社の今後のサービス展開が楽しみですね。